自分で出来るストーカー対策
外出時は、防犯ブザー等を携帯する。
いつでも110番できるように携帯電話を携行するか、公衆電話の所在地を確認しておく。
万一の場合は、交番、コンビニ等へかけ込み助けを求める。
夜間の一人歩きはできるだけ避け、明るく人通りの多い道を歩く。
家の人に迎えに来てもらうか、タクシー等を利用する。
家や職場を出るときは、周囲をよく見て不審者がいないか警戒する。
家にいるときでもきちんと戸締まりをする。
厚手のカーテン等により、部屋の内部が見えないようにする。
ゴミを捨てる場合は、名前等の記載されているものは除くか、裁断する。
交際を求められた時ははっきりと拒否の姿勢を示す。
電話が掛かってきた場合は余分な会話はせず、相手に警察に届けていることを告げるなど、毅然とした態度で拒絶の意志を伝える。
嫌がらせ電話の日時・内容等を記録にしておく。
留守番電話、モニター、撃退音、逆送信機能などを備えた多機能電話機を活用する。
NTTの各種サービスを活用する。
・ 「ナンバーディスプレイ」「ナンバーリクエスト」
・ 「迷惑電話お断りサービス」
・ 「二重電話サービス」
・ 「でんわばん」サービス
・ 電話番号の変更
汚物、不快感を与えるものが送られてきた時は届いた時間と内容をメモする。
送り主の不明な届け物などは受け取りを拒否し、開封せずに送り返す。
あなたを中傷する内容がインターネット上に公開されていた場合はインターネット上の内容をプリントして警察へ届け出る。
あなたを中傷する内容のチラシがポストに投函されていた場合はすみやかにチラシ等を持って警察に届け出る。
ドアや窓の鍵は頑丈なものを設置し、二重ロックにしたり非常ベル、防犯センサー、テレビ付きインターホンを付ける。
上記の自己防衛対策は大切な事ですので印刷する等、記録しておいて下さい。
しかし実際にはストーカーを行う多くの人間は、犯人を特定されない様に、犯行を見つからない様に巧妙な手口によって「ストーカー行為」を行っている事が多く、
「相手が特定で出来ないため、警察に相談したが特別な対策を取ってもらえなかった。」
「警察に相談したが犯人の特定はしてくれなかった。」
これは警察としては立場上止むを得ない事であり、相手が判明していない場合は被害状況を聴いた上で「定期的にパトロールをします。」「また何かあった場合にはすぐに連絡下さい。」と言うのが限界と言うのが現状です。
つまり「ストーカー行為」をしている犯人を特定出来る様な証拠(電話の着信履歴、電話の音声、メールの履歴、差出人がわかる郵便物、筆跡のわかる郵便物、犯人が写ってる証拠写真・映像)が無ければ解決が難しい物となります。